今回は天板の割れ補修のご紹介。
無垢のオイル塗装で仕上げられた天板は、
木が環境によって収縮が出来る、非常に自然に近い状態で
仕上げられているものですので、肌触りもとても心地良いのです。
ですが一方で自然に近いものですので、木が呼吸している状態でもあるので、
収縮したり動いてしまいます。
そうなると・・
このように割れてしまうこともあるんですね。
特に昨今気密性も高く、空調もしっかり効いている住環境になっているので、
影響は出やすいかもしれませんし、新しいテーブルに交換しても、また同じように割れてしまうかもしれません。
であれば、割れは悪いものでもなければ自然なことです。
そしてこれは木が環境に適応しようとした結果なので、この割れを補修することが、
本質的に必要なことかもしれないなと思います。
(もちろん割れをそのままにしておくことも味があって良いという方や
自然な姿として気にならない方もいるかもしれないですね。)
そこで、
このように割れの部分を埋めることが出来ます。
木だからこそできる関り方かなとも思いますし、
修理しながら長く使っていただければいいなと思います。