今回の修理事例は、本革張りのソファの紹介です。
お預かり時の写真
張り替え完了時の写真
今回のような、張込みがしてあるソファを張り替える場合は
その商品の新品購入時より張替え費用が
えてして高くなる場合もございます。
どういったケースが考えられるかというと
ご家庭で使われているソファのおそらく半数以上は
中国や東南アジア諸国で製造、輸入されたソファであると思います。
商品もサイズも立派な場合が多いのですが、ご購入時の価格を
お聞きしてびっくりするくらい安い場合が多いです。
やはり現地の人件費を含めた物価が安いため、低価格で
抑えられるのでしょうが、国内張替えでは考えられない価格です。
弊社の張替えは職人が丁寧に生地ハガシを行い、採寸、ミシン掛け
内部のウレタンやスプリングの状態を確認し、入替や
補強、ウレタンの補充などを行い座り心地や見た目のボリュームも考慮しながら
縫製された新規革や布を丁寧に張り付けていきます。
決して安い価格ではございませんが、ダメになったソファは買い換えたらいいと
簡単に割り切れないところ、お客様の思い入れに寄り添えるところに
家具修理のおもしろいところあるように思います。