今回は修理道具のご紹介。
こちらはクランプという道具で、椅子のぐらつきを直す時一度解体をしてから組み直しを行うので、解体した後このクランプを使って締め直し再度圧着させます。
お客様の中には椅子のぐらつきを直そうとされて、隙間が空いたところにボンドを注入される方もいらっしゃいますが、その時にはこうしたクランプがないとほとんどまともに接着されないんです。逆にいうとこのクランプが有りさえすれば、意外と簡単にぐらつきを直すこともできるのですがなかなかご家庭にはこんなもの置いておけないですよね。
専門でやっているからこそちゃんとした道具も揃っているので、お客様に頼って頂けるというものですし、良きパートナーです。
いろんな形のクランプがありますし、それぞれに用途があって、解体修理以外にも活躍の場は広く、木工ではとても頻繁に使う道具です。