ウォールナット クルミ科クルミ属のウォールナット
今回は前回に引き続きウォールナット材の特長について。
ウォールナット材はチーク、マホガニーと共に世界三大銘木の一つに
数えられます。
北米産ウォールナットの中で代表的なブラックウォールナットは真正の
ウォールナット種の一つで主にアメリカ北東部に分布しイースタン
ブラックウォールナットやアメリカンウォールナットと呼ばれることも
あります。日本においてウォールナットと呼ばれる材はこのブラック
ウォールナットが一般的でこの材は暗色であるのに加え樹皮も暗色で
深い溝があるためだと言われています。
古くから家具材として使われてきたヨーロピアンウォールナットと比べ
色合いが濃く白太と呼ぶ辺材が比較的少ないのが特長です。
ウォールナットは霜に弱く砂地を好みません。十分な日照を確保できる
肥沃で湿った土壌を好み林野の中では川沿いなどに生えていることが
多い木です。
当店でも海外から入ってきている樹種の中では圧倒的な人気の材です。