ダイニングチェアの修理依頼にてお客様持ち込みの中で組み直しや座面張り替え以外に多いのは、脚の部分が抜けてしまったり、組みつけのナット部分が外れて抜けてしまったり、空回りしたりしてぐらぐらの状態になって使いにくいので直してほしいというケースが多々あります。あと使っているうちに椅子を組む部材通しを繋いでいる木ダボやさねが抜けてきたり割れてきたりして隙間が出来てきて外れてきたり、肘の腕の部分が外れてきてぐらついてきたり、回転するコマの部分を交換するような修理も数多くみられます。あと個人的にご自分で接着等にて修理されている場合等は、さらに手間がかかる場合もあります。あと全般的に最近目立つのは海外商品(輸入商品)特に輸入家具が流行った時代にオークションで買われた家具や百貨店で購入された高価な家具等は、国内では直せないのと処分がしにくいので修理してでも使いたい方が多いです。日本製の家具と違って作り方等も違ったりするので直し方も大変です。修理内容に関しては、現物を見せて頂くのが勿論わかりやすいのですが修理品の持込や引取が簡単にできない場合は、まず写真にて判断させていただいております。できる限りの再生は、心がけては おりますが、あくまでも手直しの修理となりますので完全なる復活は望めないことは承知していただいてからの加工となります。
スタッフ もりさき