本日は桐たんすの更生事例の紹介です。
約45年前に購入された嫁入りたんすです。
経年変化によりかなり古くなっているように見えますが
たんす自体は良い材料、仕事で作られたものです。
金物を外して洗い、削りを丁寧に行います。割れや隙間の生じている箇所は同じ桐材を埋めていきます。
磨いた金物を再び取り付けて最終トノコでお化粧をして完成です。
書くのは簡単ですが作業は手間ひまが掛かります。
通常お預り後2ケ月ほどお時間頂戴しております。
桐たんすの更生を行うのは気候が安定している秋が一番向いているようです。
続いて春、冬と続きます。梅雨時から蒸し暑い夏は避けた方が良い仕事ができるようです、、、。
(職人談)
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