謹賀新年 一枚板への想い
一枚板テーブルが出来るまでには一本の丸太との出会いから全てが
始まります。その丸太には長い年月を生きてきた歴史があり、その歳月が
一枚板になった時に様々な表情を見せてくれます。
数百年かけて育った貴重な大木は数百年使える持続可能なテーブルとなって
皆様に使っていただけます。その歳月が一枚板になったとき様々な表情を
見せてくれるのです。美しい自然環境の中で生き抜いた時間を表す杢目、
生きていく上で必要な養分を地中から吸い上げる際に出来る筋状の痕跡、
光合成をするために葉を茂らせようとする枝が節になりこれらが決して
同じものが二つとない証でもあります。私たちはその木を尊重し表情を
素直に表現してあげたいという優しい気持ちを持って自然の恵みに感謝
して接していきたいと思っています。そしてその先に使っていただける方
の笑顔があると信じています。そういう想いを持って良い道標、工房に
なれると信じていきたいと思っています。
スタッフ もりさき