一枚板に関わる用語としてお店の人がよく使う言葉として
原板(げんばん、げんいた)とは大木をスライスした状態の板です。共木(ともぎ)とは同じ一本の大木から切り出した板のことを言います。末(すえ)と元(もと)は、木の上下を指し、末は上に 元は根元に近い部分で末は細く 元は太くなります。木口(こぐち)とは木を切断した際の切り口を木口といいこの部分で年輪が見えます。あと耳(みみ)とよくいう部分は木の樹皮の一番外の皮の凸凹した部分のことを言いますが一枚板はこの耳の部分は、ほとんど残して耳付きといいます。この耳の部分をカットした場合は木端(こば)と言います。つぎに節(ふし)ですが、これは木が成長する際に枝が幹に巻き込まれ発生します。木目(もくめ)は、木をスライスしたときに平面にみられる年輪のことを言います。木目は大きく分けて「板目(いため)、柾目(まさめ)」の二つに分かれます。あと杢目(もくめ)これはもくめ違いですがこれに関しては前回もインスタグラム等で紹介させて頂いていますが杢(もく)は板目や正目とは違ったその木が持つ特別な模様の木目を杢目といいます。木が育った環境の違いで年輪が複雑な形と変化した状態で、一枚板としては大変希少価値が高くなり形状として玉杢(たまもく)、波状杢(はじょうもく)など杢目によって名前が付けられたりしています。ということで一枚板に関しては色んな呼び名があります。
スタッフ もりさき





