無垢材の長所は、それが生きていることです。当然寿命というのがあるのですが数百年から数千年という非常に長いものもあり、なぜ木は長生きができるのか?それは生きるための単純ではありますが天候、気象条件など自然環境によって寿命が決まるのです。木の癖(くせ)を活かし自然に逆らわない使い方をすることが 木を長く、うまく使うコツなのです。木が反ると書いて板(いた)とはよく言ったもので反らない板は、ないんです。人工で作られたような板でも反ります。人間と同じように全く同じ人が いないようにどの木にも個性があり長所短所があります。性質も、木目もおとなしくて扱いやすい木材から 木目は、すごく美しいが(くせ)が強い個性派まで様々です。おなじ樹種でも おなじ木でも違いがあります。そこが木の難しいところでもあり、人と同じように興味が尽きないところです。木はそれぞれ個体差があるので同じ杢目は二つとしてありません。一枚板は天然素材を人の手で作っていることから精密さ、均一性を求めることは難しくなりますが限りある資源の自然の材料を大切に使うことからもご理解いただければと思います。次世代に受け継げるよう最善を尽くしながら世に出していきたいと考えております。
スタッフ もりさき


