SDGsとウッドショックという点で日本の建築業界、家具業界その他木にかかわる産業界に深刻な影響、状況を与えた今回のウッドショック。もちろん大変なことでありますが、この騒動によって国産材や輸入材について改めて考える機会とされ、今後の安定した需要、供給、活用の実現について、しっかり考えさせられることとなりました。私たちにできるアクションは、木のある暮らしを楽しむことです。木を使うことで木材自給率アップ以外にも室内の湿度調整、香りによるリラックス効果など生活環境を整えるといったメリットもあります。私どもはみなさんの暮らしの中に一枚板という木を取り入れてもらっている者のひとり。国産材を広めるために木の特徴を楽しむことから始めてみませんか。最近は木で作られたお弁当箱やカトラリー、まな板などをキッチンに取り入れ使われている姿を見て美しく、癒し効果さえ感じています。木は生き物。暮らしに溶け込むことで丁寧に扱おうという気持ちになり、森に対して感謝の気持ちが芽生えます。もう一度SDGsの目標に照らし合わせ木との暮らしを再発見するのも素敵ですよ。


